オンラインだよ茶源郷まつり

出演者・出店者

放棄茶園から白茶づくり

講師:百茶プロジェクトグループ

2020/11/01(日曜日) 14:15~

“和束町でも増えている、耕作放棄茶園。この利用方法として提案しているのが、白茶づくりです。 耕作放棄茶園は自然と無農薬栽培になっており、肥料がなくても良い味わいになる、発酵茶(白茶、烏龍茶、紅茶など)づくりに向いています。なかでも白茶は、摘んで陰干しするだけで作れることから、農家さんに耕作放棄茶園の情報を教えてもらい、100ヶ所から白茶を作ることを目指して、「百茶プロジェクト」と名付けました。 昨年は茶農家の家に眠る、茶箱(缶櫃)を百個集めて展示する百茶箱も開催し、積み上げた茶箱の中で、できた白茶をふるまい、多くの方に飲んでいただきました。 今年は振る舞いは叶いませんが、山や自生のお茶の木からでも作れる、白茶の作り方、楽しみ方をご紹介します。全国に広がれば、既存のマーケットでは価値のない耕作放棄茶園も見直してもらえるのでは、と取り組んでいます。”

講師紹介

百茶プロジェクトグループ

和束町の耕作放棄茶園での発酵茶づくりを、かれこれ4年程続けている仲間のなかから、百茶プロジェクトは生まれました。耕作放棄茶園のお茶の木や、山のお茶の木から発酵茶を作るのは、「その方が美味しいから」。 本場中国ほど、本格的なものではありませんが、手で摘み、自分たちの手で揉んで作る発酵茶を作るのは楽しく、そして美味しい。少量しかできませんが、それも面白い。 私たちにとって、長年耕作放棄された茶園や、樹齢の古い樹、山のお茶などは宝物のようなものです。その楽しみを、お裾分けできればなと思います。

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